<< 2011年5月22日 独り言 2011年4月20日 メッセー... >>

2011年5月18日(水)日常

c0181688_22285279.jpg

このところ、更新が滞り気味ですが、ピアノも陶芸もちゃんと続けています。

陶芸は今現在、赤と黒でフクロウのつがい(土鈴)を製作中。
うまくできたら、母のフクロウ小物コレクションに加えてもらおうかと・・・(笑)

ピアノはバッハ、ベートーベン、ショパンに新しくサティが加わりました。
ドヴォルザークは先生の手が治るまでお休み(涙)




ここからちょっと政治の話。

現在、フランスでは、次期大統領候補として注目されていたドミニク・ストロース-カーンの国外逮捕で、国中が
揺れていますが、この件に関しては、政治に疎い私でさえ、ある種の不自然さを感じます。

まず「強姦事件」が起こったのは夜ではなく日中、それもお昼近く(つまりチェックイン直前)で、その日に搭乗
予定だった飛行機はすでに予約されており、その後の予定も決まっていた。

ストロース-カーンは現在、IMFの専務理事も務めており、すでに引退を表明しているリプスキーの後継者と
して、将来、IMFの筆頭副専務理事のポストを継ぐ可能性もあった。
また、来年のフランス大統領選にも、社会党候補として出馬することになっていた。

こんな大事な時期に、よりによってアメリカような風紀にうるさい国で、女性を強姦するなんて信じられない、
もし事実なら、誰かにはめられたに違いない、被害者は部屋係の女性ではなく、ストロース・カーンの方だ、
という意見が私の周りではほとんど。

元々フランス人は、政治家の金銭的な汚職に対しては厳しい態度で臨むけど、下の不祥事には甘く、政治
さえしっかりやってくれれば、私生活に口出しはしないというスタンス。

だから今回の件でも、支持政党に関わりなく、ストロース-カーンに同情する人がほとんど。
強姦疑惑云々より、まだはっきり有罪と決まったわけでもない人物を刑務所送りにしたアメリカに対する反感
の方が強いです。

私の周囲でも、「判決すら出ていないのに、すでに犯罪人扱い。人権侵害にもほどがある!!」と女性ですら
怒りまくっていたし・・・

私が住んでいる町に社会党びいきが多い(市長は社会党出身)せいもあるかもしれないけど、周りの反応を
見る限り、今回の不祥事で、以前よりストロース-カーンの支持者が増えたのではないかと思うほど。

「捕まる前にアメリカから脱出できればよかったのに。そうすれば、婦女暴行の疑いをかけられてフランスに
逃亡したロマン・ポランスキみたいに、平穏な日々が送れたのにね」という人も。

ストロース-カーンが60歳を越えていたということもあり、「この年じゃ、相手から誘われでもしない限り、自分
からものにしようなんて思うはずがない」と言う人も多い。
(実際、ストロース-カーンは「合意の上」と言っているらしい。とは言え、釣られる方も釣られる方だけど・・・)

相手の女性が、15歳の子供を持つアフリカ系移民のシングルマザー(32歳)で、おまけにHIV陽性だったと
いう話などが出てきたこともあり、フランス人のこの女性に対する不信感も増しているよう。

私自身、一番、憤りを感じたのはアメリカのあまりにも偽善的な態度。(いつものことだけど・・・)
ストロース-カーンの有罪がはっきりした場合、最悪70年以上の入獄(事実上の無期懲役)が課されるらしい
のに、日本で少女たちを強姦しまくっている米兵には何のお咎めもない。この違いは一体、何なのか???

ちなみに現在、米政府は、リプスキー後任にアメリカ人を充てることを検討中だとか。
[PR]
by yokusia | 2011-05-18 22:29 | その他
<< 2011年5月22日 独り言 2011年4月20日 メッセー... >>