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2010年12月21日 オタク話

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実は前々回のレッスンの時、「プレイエル、型番は何?F?」と聞かれたのだけど、型番なんて購入と同時に忘れ
去っていたから、返す言葉に詰まっていると、「それじゃあ、製造年代は?」

こちらも記憶が定かでないまま、「たぶん20世紀初頭くらいじゃないかと思うんですけど・・・」とおずおずと答え、
とりあえずこの話は打ち切りになったのですが、せっかくなので、帰宅後、さっそく調べてみました。




まず製造番号を見てみたところ、自宅のピアノは181300番台で、1925-30年頃に作られたもののよう。
仏ピアノの専門サイトによれば、この時期は3bisとFという二つのモデルの過渡期で、3bisの製造終了が1926年、
Fの製造が始まったのは1925年ということだから、恐らく、そのどちらかに該当するはず。

それで3bisとFの違いについて調べてみたところ、3bisが85鍵なのに対し、Fは現代のピアノ同様、88鍵からなる
鍵盤が採用されたという記述が見つかったので、うちのを見てみると・・・ちゃんと88鍵ありました!

これで一件落着!と思ったのもつかの間、別のサイトに、3bisの後期型には88鍵のモデルがあるという記述が。
そうなると、両モデルを区別するには、F以降、強化されたというフレームの違いを見るしかないわけで・・・。

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ここで問題なのは、3bisとF、両方を見比べないと、どこがどう変わったのかわからないこと。
はて、どうしたものかと考えあぐねていたところ、双方のフレームの違いを画像で示した日本のブログを発見。
うちのピアノは、鍵盤88鍵、フレームも強化された正真正銘のFであることが判明しました。

そこでもう少し調べてみたところ、Fはプレイエルピアノの完成形、最終形とも言われ、仏ピアノメーカーが消滅
する1960年末まで販売された超ロングセラーでもあるため、国内でもとりわけ人気が高いモデルなのだとか。
知らなかった~!

こんな経過を経た後、前回のレッスンで、「Fでした!製造は1930年頃みたいです」と嬉々として報告したところ、
「やっぱり!茶色い木目調のミニグランドでしょ。この前、製造年代が前世紀初めと言っていたから、それだとFに
は早すぎるなと思ったんだけど、1930年前後なら計算も合うし・・・」

今の先生についてから、この手の話が当たり前のようになってしまっているけれど、これって本来、ピアノ教師より
調律師が好む話題のような気がするなぁ。
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by yokusia | 2010-12-21 18:34 | 音楽
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