<< 2010年10月24日 帰省 2010年10月22日 コンクール >>

2010年10月22日 楽譜 

ようやくシューベルトの「4手のための舞踊集」(ペテルス版)が手に入りました。
それで今日は、パリの楽譜やさんについて、少し書いてみることにします。



ソルボンヌ大学界隈(俗にカルティエ・ラタンと呼ばれる)は学生街と言うこともあり、本屋さんや古本屋さんが
よく見られます。

セーヌ河のすぐ脇にあるサン・ミッシェル駅周辺には、Gibertと言う大型書店があって、ここのすごいところは、
ジャンルごとに店舗が違うこと。

例えば、小説と語学書と物理学書が買いたい場合、分野に応じて三つの店舗をまわることにことになります。

このGibertの音楽版のようなお店が「パンの笛」(La Flûte de Pan)。
サン・ラザール駅からすぐのローマ通り(Rue de Rome)にあるのですが、Gibertと同様、ジャンルごとに
わかれていて、同じ通りの同じ側に、それぞれの店舗が点々と並んでいます。

パリは地区ごとにお店の専門が決まっていて、私もまだ詳しくは知らないのだけど、靴屋さんの多い区、布地
を扱ったお店が多い区、美術関連のお店専門の区など、それぞれ特徴があります。

例えば、バスティーユに近いボーマルシェ通り(rue de Beaumarché)にはいまだに中古カメラ店街があって、
フィルムカメラの衰退で最近、多少、廃れてきたとは言え、35mm判、レンジファインダー、中判、大判カメラなど、
たくさんのアンティックカメラを揃えたお店が軒を連ねています。

ローマ通りに話を戻すと、ここはミュージックショップ街とでもいえるようなところで、「パンの笛」以外にも、楽譜
屋さんや楽器屋さんなど、音楽関係のお店がいっぱい。

日本で言うなら、神田の古書店街で、古書のかわりに楽譜、音楽書を扱っている感じかも。
似たようなお店が多いと、便利な反面、何かと紛らわしいことも確か。
例えば昨日の私のように、間違えて隣の楽譜屋さんに入ってしまったり・・・

入店後、お目当ての楽譜がないのにびっくりして、「事前にそちらのピアノ譜専門店で確認したんですけど」と
言ったとたん、お店の人が、「ピアノ専門?それってうちじゃなくて、「パンの笛」じゃないですか?」
「そうです、そうです」と勢い込んで言うと、「それなら隣のお店ですよ。看板がみえるでしょ。」

赤面しつつ、大急ぎで隣のお店に駆け込んだところ、今度は、「ここにはないよ。この先59番地にある店舗が
ピアノ譜専門だから」と言われて、またまた歩く羽目に(苦笑)

ちなみに私が間違えて入ったのは、少し前、バッハの「インヴェンションとシンフォニア」を買った「Arioso」と
いうお店でした(汗)

話変わって、昨夜のファイナルコンサートで幕を閉じたショパンコンクールですが、ようやく本選のヴィデオが
サイトに加えられました。

興味がある方はコチラをどうぞ。
ピアニストの名前をクリックして、画面の上方にある予選名を選べば、回を追ってすべての演奏が聴けます。

昨夜テレビでやったファイナルコンサートのお陰で、これまで耳からだけだった演奏を初めて「視」聴しましたが、
ピアニストが弾いている様子を目の当たりにしながら聴くと印象もまた変わることを改めて痛感。


追記:

製油所職員のストが原因でおきたガソリン供給問題ですが、事態は思った以上に深刻なよう。
うちの近所にはスタンドが2箇所ありますが、今日、行ったら、なんと両方ともガソリン切れ。
一体どうなっちゃうんだろう?

ニュースによれば、フランスには12の精製所があって、そのうち、パリ郊外(セーヌ・マルン)のものが、先日、
バリケードを強制解除(警察介入!)されて、再度、機能する状態になったとのこと。
公式発表では「これに伴い、状況も改善されるだろう」となんて言っているけど、どうだかなぁ。

日に日に頻度が増すストライキ、デモ、抗議運動のせいで、最近では、「68年の再来」なんて言葉も囁かれて
いるよう。

一応「西側」(この言葉もほとんど死語だけど)の国で、ストが原因のガソリン不足に泣かされるなんて・・・

[PR]
by yokusia | 2010-10-22 18:05 | 音楽
<< 2010年10月24日 帰省 2010年10月22日 コンクール >>