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2010年10月14日 コンクール

10月3日の日曜日から始まった第十六回ショパンコンクール。
今年はショパン生誕200年ということもあり、企画側もかなり力が入っているようです。

出場者の演奏は、ポーランドラジオの第二プログラムで連日放映されているので、このところパソコンのラジオが
つけっぱなし。本当はパソコン経由でなく、ラジオで直接、聴けるともっといいんですけどね。
こんな時は、ポーランド在住の友人たちがちょっとうらやましかったりして・・・。

それにしても、このコンクール、本国ではほとんどお祭り+トトカルチョ騒ぎ。
そのせいか、ラジオでもお気に入りピアニスト投票の場があって、これが聴衆賞に反映されるよう。
本当はテレビで映像も見たいのだけど、こちらは有料で、ポーランドに口座がないと契約できないのが残念。



今日からついに第三次予選突入。
いくらラジオつけっぱなしとは言え、ずっと自宅に待機しているわけにもいかないので、全員の演奏を聴いた
わけじゃありませんが、とりあえず、これまで聴いた中で印象に残ったのは、中国系のアメリカ人Mei-Ting
Sun とブルガリアのEvgeni Bozhanov。

Mei-Ting Sunは前回のコンクールにも出場していて、そのせいか、演奏にゆとりを感じます。

これに対し、Evgeni Bozhanovは今回の暴れ馬。
そのせいもあってか、ラジオのコメンテーターの意見も真っ二つに分かれていて、中には「前世紀ヴィルトゥ
オーゾの化石のような演奏」と酷評する批評家までいたほど。でも私は、こういう破天荒な演奏、好きだなぁ。
解釈は確かにエキセントリックだけど、音がものすごくきれいで、大胆さと繊細さが同居している感じ。

幸い両者とも無事、第二次予選を通ったので、もうしばらく楽しめそう。

ちょっとびっくりしたのが、あれだけうじゃうじゃいた日本人ピアニストが第二次予選後に一掃され、誰もいなく
なってしまったこと。かわりに健闘しているのは、中国人(中国系含)とロシア人。

第一次、第二次予選で痛感したのは、若いから仕方ないとは言え、勢いだけで弾きまくるピアニストが多いこと。
さすがにこの年(?!)になると、やみくもに速いだけの演奏には体力的心理的にについていけません。

やっぱり豊かで深みのある円熟したピアニストの演奏の方が(当たり前だけど)いいなぁ・・・なんて思いつつも、
コンクール生中継に毎日、耳を傾けてしまう私でした。
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by yokusia | 2010-10-14 18:20 | 音楽
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